★東京、大阪と続いた大盛況の『7WAYS』劇場公開ツアー。全国3館目は、ここも神威組ではお馴染みの場所。全28席、映画愛に溢れる「日本一小さなフィルム上映館」、横浜シネマノヴェチェント!
日程
2023年8月6日(日)~8月12日(土)
※内、6日と12日はイベント上映。
来場キャスト
6日:神威杏次、坂本三成、萩原佐代子、牧野美千子、萩田博之
12日:神威杏次、中川ミコ、萩原佐代子、牧野美千子、萩田博之
レポート
大阪のシアターセブンと共に、ここまで神威組の全作品を上映している同劇場。
ここの売りはなんといっても、週末に行われる「上映+90分ロングトーク+サイン・撮影会+懇親会」のイベント。これでもか!とばかり、キャストと共に過ごす濃密な時間となる。
肝心の映画も、ミニシアターでのブルーレイ上映とはいえ、館長拘りのスピーカーやスクリーンが素晴らしく、音楽の聴き心地が良い!むしろ、東京や大阪より没入感の高い映画体験ができる環境。
お客様も、東京や大阪で映画を観たリピーターが多いのも例年の傾向で、みなさま、約1~2ヶ月ぶりに観る、新たな『7WAYS』。
ロングトークショーでは、ここまで常に自分たちでMCを廻している神威組のトークに、映画好きの館長がMCに入ることで、まったく違った切り口の話題になるから面白い。トークショーというよりは、自分たちと館長との雑談をじっくり聴いて頂いているようなもの。集まったファンも、普段は聞けない真剣な裏話が聞ける機会となった。
二週目のイベントでは、まるで「神威組公開反省会」の様相。「最少人数で撮っているメリット・デメリット」について、登壇者たちも、決してカッコつけの体裁をつくろった会話ではなく本音で意見を出し合う。それは、神威をはじめキャスト陣が、そこに集まったファンの皆様に信頼を寄せているという証。
常日頃、神威は「キャストのみならず、ファンの方も含め、神威組に係るすべての人たちが、人間的に素晴らしい人たちで固まっていくことが理想」と公言している。
そんな神威組の、信頼×信頼の本音トークの90分。
トークの後は2時間の懇親会という長丁場。ファンもキャストも「お腹いっぱい」になるイベント上映。神威組にとって、東京⇒大阪が「待ったなしの真剣勝負」だとすれば、この横浜は、例年、祝勝会のエキシピション試合のような、安堵感が充満する特別な時間。それは、「明日からまた頑張ろう」…そこにいた全員がそう思える、至高の時間となった。
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(C)KYOJI KAMUI